社会人学生として、学割の恩恵を満喫する

久々に学位絡みの話です。

独立行政法人大学評価・学位授与機構に申請して学士(看護学)を取得するのに、積み上げ単位を取るには放送大学が便利なのですが、学位取得後も私は放送大学に再入学して、学籍を保持しています。

社会人でありながら、大学生を続けることのメリットをまとめました。

6回も卒業できる放送大学


放送大学は一度卒業しても「コース」を変えて再入学すれば、全部で6回卒業できるんです。(1回卒業すると、その後の入学は編入扱いになってしまうので、4年×6回=24年ではなく、4年+2年×5回=14年が最大在籍年数になりますが。)

私の場合、最初は放送大学教養学部教養学科「生活と福祉」コースに入学して、31単位を取った後は退学手続きして、学位授与機構に学士(看護学)を申請(在学中は申請できないので)しました。

看護学士を取得できた後に、改めて再入学して、その後「生活と福祉」コースを卒業して学士(教養)を取得。

さらに放送大学教養学部教養学科「教育と心理」コースに再入学して、今に至ります。

今となっては、学位取得が目的ではないので、身分としての「学生」を長期維持するために、あえてガツガツと単位は取らずに在籍可能期間ギリギリ延長を目指して、学生生活を続けています。

社会人をしながら、学生を続けるメリットってけっこう大きくて、学生って優遇されているなぁとつくづく感じます。

学生を続けるメリット

1.学術集会参加費用

看護師だと学会に入っていることが多いと思いますが、学会によっては学生会員という制度があったりします。また学術集会の参加費も、学生だと安い金額設定されていることが多く、学会によっては学生は無料ということも!

最近、締め付けが厳しくなってきていて、社会人学生は除く、というルールも増えてきましたが、いろんな学会をつまみ食いしたい場合に大学生の学籍を持っていることは有利に働く場合があります。

2.学割

放送大学でも全科履修生であれば、学生証が交付されます。学生証があれば映画館とか美術館とか、学割が効きます。それ自体、微々たる額ではありますが、大きいのはパソコン・ソフトやApple Storeでの学割です。

例えば、マイクロソフト社のOffice(WordとかExcelとか)のProfessional版をふつうに買うと、5,9800円しますが、学生なら、これが25,800円になります。

私はPhotoshopやIllustratorといったAdobeの画像処理ソフトを多用しているのですが、10万円オーバーのものが数万円で買えるとなると、ソフト購入のためだけに入学金を払ってもいいというくらいになります。

3.Amazon Student

日常的に使えてお得感が強いのは、Amazon Studentかなと思います。

これはネット書店の Amazon.co.jp の会員サービス、Amazon Prime の学割版+α で、学生だけが入会できるサービスです。

・書籍10%ポイント還元
・送料無料
・お急ぎ便無料
・映画・動画配信サービス無料
・音楽配信サービス無料
・オンラインストレージ(写真やファイルの保存)無料
・電子書籍月1冊無料

今年になってアマゾンの送料無料が廃止されて2000円以下の買い物の場合は送料がかかってしまうようになりました。でもAmazon Studentなら、購入金額にかぎらず送料無料ですし、「お急ぎ便」の手数料もかかりませんので、発注して翌日到着する快適さは絶大です。

Amazon Student特有のメリットして、本を1割引きで買えることがあります。アマゾン・ポイントでの還元になりますが、これは大きいですよね。特に医療系の本は5、6千円することは珍しくありませんので、5、600円引きで買えるというのは絶大な魅力です。

あと、映画が見放題とか、音楽配信サービスも魅力的。

最初の6ヶ月以降は年額1,900円が発生しますが、アマゾン・プライムの3,900円からすると得です。特に書籍の1割引きはプライムにはありませんので、学生ならではの特典ですね。年額19,000円以上、本を買う人はまちがいなく元がとれますし、後は映画配信とかの付帯サービスでの価値をどれだけ感じるか、でしょうね。

入学後4年間は資格を維持できるというのもポイントで、卒業しても4年間はサービスの恩恵を受けられます。

そういった意味でも、現役の学生さんであっても、卒業前にぜひ加入しておくべきサービスかなと思います。

社会人大学生

学生というと、半人前の象徴みたいな印象もありますが、社会的に優遇は半端ないものがあります。社会人であっても通信制大学の学生になることで、いろいろな恩恵にあずかれますので、社会人大学生、おすすめです。

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