「学修成果レポート」書き方指南書 改訂 -学士(看護学)取得への途

例の学士(看護学)取得マニュアル本がまた改定されていました。

学位授与機構に提出する「学修成果レポート」の書き方に関する方のやつです。


合格したレポートのサンプル数が増えている以外に、あの宮子あずささんが執筆陣に参加しているのにはビックリ。

もしかしたら若い看護師さんはご存じないかもしれませんが、ナースのエッセイストの走りともいえる大御所です。

看護婦だからできること」などが有名。私も看護師になる前に読みました。

とても勉強熱心な方で、病院勤務とライターとしての仕事の傍ら、準学士、学士、修士、博士を取得していった過程がブログにまとめられています。


看護研究と学術的な研究は別もの


さて、今回、その宮子さんが書かれていたのが、病院でやらされる看護研究と研究論文は違うという話。

臨床の看護研究は、「業務改善」を目標としているから先行研究のリサーチという視点が弱いという指摘がされていました。

現場ですでに行った看護研究を、学士取得の学習成果として出す場合は、先行研究レビューでページ数を増すとともに、質の高い研究論文を多く読むことで「型」を学び、体裁を整えるといいですよ、という内容でした。

病院や大学で研究指導もしている宮子さんならでの解説とアドバイス、説得力がありました。

今回、初めて知ったのですが、大学評価・学位授与機構、また組織名称が変わったんですね。

今は、正しくは 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 というらしいです。

学位授与事業に関しては、なにも変わっていないようなので一安心。

私も次回は、4つ目の学位として学士(教育)取得を狙っています。(いつになることやら)

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