先日書いた オペ室環境改善に関するアンケート を元にしたオペ室内カンファレンスに関する話題第二弾です。
「部署内のグループ活動(小さな委員会活動みたいなものです)の話し合いに残業代が付かないのがおかしい!」
こんな訴えがあがりました。
「えっ、私はふつうに時間外申請を書いてますよ。仕事だからあたりまえじゃないですか。書かないから付かないだけじゃないですか?」
というのが私のコメント。
事実、私、委員会活動だけじゃなくて、院内の勉強会とか講演会などでも残業代を申請していますが、それが不法に切られたことはありません。
これに対して、師長は「看護部長からこれはどういうことかと言われて問題になったことがある」という裏話をみんなの前で打ち明けてくれました。
そして、看護部の方針からすると、部署内のグループ活動は自主的なものであるという位置づけで、時間外勤務には当たらないとしているが、師長としては本人から時間外申告があったものを勝手に修正することはできないし、していないと。
悪い言い方をすると、法律を知っていて堂々とやった者勝ちの状態だったということが白日の下へ。
さて、この問題をどうするか? いわゆる病棟カンファレンスでの議題ですから、とかく白黒はっきりさせるというか、結論を求めがちですが、議事を進めていた私はあえて師長に判断・結論を求めませんでした。
師長は中間管理職として辛い立場にいるのはわかっていたから。
板挟みになっている師長の現状も、私が知っている範囲で勝手にみんなに話しつつ、法律的な労働者の権利と、今の実際の職場の現状を理解してもらうことに努めました。
で、もしオペ室の全体の意見としてグループ活動に賃金を公式に認めるという方針を得たいという点で一致するなら、師長経由で看護部に働きかけるのではなく、私の方でとりまとめて職員課や労働組合に訴えかける形で動いていく点を提案しました。
あとは、みんなの意思、思いがどこまで固まるか、というだけ。
そして来月以降のカンファレンスへの持ち越しとなりました。
コメント
看護師20年目で大学病院に転職2年目に入ります
今の職場は研修に残業代を申請している人はおりません
それどころか希望していない業務命令で行く研修に有給を付けられます
上司は現在の病院以外の世界を知りませんのでそれが当然との認識です
それに対し行動したいと思ってもこれまでの風潮を見れば上司と敵対関係になることは明らかです
正当な権利を行使したいが上司の反感も買いたくない・・。
現実は厳しく思い悩む日々です。
先記の方と同じくです。
それどころか、術前術後訪問でさえ
30分以上つけるなという方針です。
1件の訪問と看護計画で1時間近く掛かってしまうし、酷いときは2件、術後訪問も・・・という日もあって。
それをスタッフ会で取り上げると管理者から何気に冷たくあしらわれたり。。。
訪問に行かず上手くやり過ごして、黙っている人は何も言われません。
おかしな管理者ばかりです。
・・・愚痴になってしまいすみません。