男性看護師の育休から考える

Twitterの上で、男性看護師が2ヶ月の育休を取ったという話題を見ました。

いいですね! こういうのって。

看護の世界は女性が多いので、産休とか育休とかは比較的ふつうの話ですが、これが男性となると話は別。極めて珍しいケースなのが現状かもしれません。

皆さんの周りの男性看護師で育休を取ったという事例、聞いたことありますか?

また、もし皆さんの職場でこのような申し出があった場合、皆さんはすんなりと受け入れることができるでしょうか?

人手が少ないこの忙しい中、どうなの??


そんな正直な気持ちを感想として口にするかもしれません。

男性が育休って、ほんとに必要なの? 


こんなことも頭に浮かぶかも知れません。


Twitterで育休を取ったと言ってた男性看護師の方も書いていましたが、これって、育休に限らず、有給休暇も同じことなんですよね。

有給休暇は労働者の権利であって、その理由は問われません。

ディズニーランドに行くから休みます、でいいわけですし、さらにはそんな理由を職場に言う必要もない。

休むと決めたら休めるのが年次有給休暇。

法律で定められた休暇を取ることの意味。

ぜひ考えたいですね。


女性の育休が許せて、男性の育休がありえないと考える人もいるかもしれませんが、その違いってなんなんだろうか? なぜ、自分はそれを許せない気持ちが湧き上がるのか? と自問自答してみるといいと思います。

結局、他人の休暇に寛容であるということは、自分自身にも返ってくるんですよね。

自分たちの職場の風土を作っているのは自分自身でもある。

働くことの意味とか、休暇の意味とか、広い視点で考えてみるといいと思います。

そんな業界に一石を投じるとも言える、男性看護師の育休取得。

ぜひ、この話題が広がるといいなと思い、書き留めてみました。

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