看護協会ニュースにとってもためになる記事がありました。
看護協会2010年4月号の中の一コラムです。
「有給休暇の取得について」
質問:人が足りないからと有給休暇を取らせてもらえません。法的に問題はないのでしょうか?
回答:取得制限は違法行為です。また入院基本料算定維持を理由とする時季変更指示はできません。「上司が部下に取得してはならないと伝える」「取得日数の限度を示す」「取得理由を限定する」などの行為は労働基準法違反の疑いがあります。
だそうです。
いざというときのエビデンス(?)のために、看護協会ニュースを大事に取っておきましょう。だってお上が言っていることなんですから、切り札としては強いですよ(笑)
コメント
管理人さんのブログはいつも更新が待ち通しいです。いつも楽しみに待っています。
管理人さんの病院では有給休暇をきちんと消化できていますか?
私の病院では看護師の入れ替わりが激しく、ベテランの看護師が休まれるととても困ることが多々あります。
病棟なら何とかなりますが、手術場はそうもいきません。なぜなら経験のない手術は使用する器械も初めて見るものばかりで、いきなり経験のない手術の直介を付いた時、それを要求されてもすぐに出すことができないことがあるからです。それに一連の手順(結紮や使用する器械の組み立てなど)も知っていないと足を引っ張ってしまいます。
外回りの看護師もずっと横から見ているわけにはいかないところもあります。
私がこの記事を読んで思ったことは、権利ばかりを主張して、職場のチームワークを乱す看護師がいることに懸念をもっています。
一人が休むと誰かがその負担をしなければならないということを心のなかに入れておいてほしいものです。
管理人さんはどう思いますか?時間があるときにまた返事下さい。
nishiyamaさん
うちのオペ室は病院で一番有休消化率が高い職場です。
といっても、当直明けは日勤のところを、有休を使って休みにするというやり方をしているだけで、病棟の夜勤明け相当分みたいなものですから、有休消化率が高いといわれても釈然としないものはありますが。
手術室看護師は専門性の高い技術職ですから、院内にナースが何百人いようとオペの仕事を代われる人はいません。そういった意味では休みが取りにくい側面もありますが、うちは比較的人数がいて離職率も悪くはないのでさほど問題にはなりません。
まあ、夏休みなんかは人員マイナスになってもどうにかやっているわけですから、普段だってお互いにヘンな遠慮がなければ充分に有休消化はできる環境にあると思います。
みんなもっと休みを取ればいいのに。
誰も取らないから取らない、というのはおかしな話で、お互い様で健全に過ごせばいいのにねとは思います。
暴言覚悟でいってしまえば、人一人休ませられないような職場は職場として問題ありで、そんなところに長くいる理由はありません。ナースはまだまだ選べる立場ですから。
アメリカほどの割り切りはいらないかもしれませんが、それでももうちょっとドライな空気が必要なのかもしれません。
コメントありがとうございます。返事が遅れてすみません。
管理人さんのような考えの看護師が多くなれば現在の医療現場はもっとよくなっていくと思います。
管理人さんは「白い巨塔」というドラマを見たことがありますか?わたしはあのドラマが好きで、ビデオに撮ってたまに見ています。
里見先生は理想を大切にし、財前先生は現実の問題を直視している。理想と現実は違うため、意見も考え方もまったく違った形になり、対立する。
現在の医療現場もそのような部分が多いといつも思います。
初めまして。
オペ室に配属して3年目にになった者です!
私の働いているオペ室は全く有給を消化できず、暗黙の了解で有給消化をほぼ出来ていません。
2年目の時に有給を1日使いたいと師長に話せば「みんな使ってないから無理」と言われ、結局去年は夏休みの5日と誕生日休暇の6日しか休みは取れませんでした。
オペ室が有給消化が一番悪いです。
この間私もこの資料を読んで主任に話をしたところ「有給はあるけど、今の状況(1年目がオペ室の1/3を占めている状況)をみて休めると思う?まぁ先を考えても有給消化は無理やろねぇ。有給なんかあってないようなものやから期待せんことやね。」と言われました。
今本当に人手が少なく、それでもオペ件数が増えていくばかり。身体的にも精神的にも厳しいです。
1年目が入ったばかりで有給を取るというのは難しいと思いますが、師長、主任の有給をあってないようなものという考えを聞いて、年6日しか自分が決めた休みがないと思うと職場を変えたいという気持ちが出てきました。
公休オンコールも手当てが出ないにもかかわらず、月3回あります。
みんなストレスなく働くことは難しいですが、休みを取りながら働く環境にしたいものです。