前回、残業代の話を書いたついでに、今日は朝一番のオペの入室時間について思うところを書いてみようと思います。
私の勤務する手術室では、朝は8:30が始業となっています。
で、朝一番の患者さんが入室してくるのも8:30。
これ、どう思いますか?
始業時間と入室時間が一緒だったら、手術の準備はいつしたらいいんでしょう?
実際のところ、スタッフ(手術室看護師)は朝8時過ぎには出勤してきて、部屋のセッティングや器械の準備を行なっています。これは基本的に時間外手当ての付かないサービス早出です。
脊椎や心臓といった大がかりな手術に関しては、器械出し準備のみ、30分なり1時間の早出勤務(時間外手当てが付く)が認められていますが、外回り準備は一切ダメ。
今の手術室に就職して以来、私はとてもヘンなシステムだと思っているのですが、師長をはじめ他のスタッフは誰も疑問に思わないみたい。
「病棟だって自分で早くて出てきてカルテ見たり情報収集してるじゃない。それと同じよ」、だそうで、、、
でも思うんです。
24時間体制で動いている病棟と違って、オペ室では麻酔器のコンセントを入れるところから始まって、始業準備がなければオペをはじめることはできません。なのにそれが正式な業務と認められてない(勤務時間内に行えるシステムになっていない)のはとっても不思議です。
「そんなこと言ったって、外来だって同じなんだから」
だとしたら、うちの病院のスタンスが根本的に間違っているだけだと思うのです。外来もおんなじだからとか、病院内云々で語るのはナンセンスです。ほんの少し社会に、というか外に目を向ければわかることなのに。
例えば朝9時オープンの銀行。職員が9時に出勤してきて、開店は間に合うんでしょうか? 8時半なり8時45分始業で開店準備をしますよね。お客さん相手の商売は基本的に同じはず。飲食店なんかは仕込みなどの開店準備なしにお店を開けることなんてできっこありません。
ということで、いま、患者さんの手術室入室時間を遅くする、もしくは手術準備の早出出勤を堂々と時間外申請できるような体制にすべく、働きかけをしているところです。たかだか1日15分かもしれないけど、1ヶ月(20日)にしたら5時間ですからね。時給換算すると1万円近くになっちゃいます。
早出を当番制にして、毎朝各室の部屋と器械の準備をする係を作るというのもひとつの案。どうなるかはわからないけど、少なくともおかしいと思うことに関してははっきりと声に出していきたいとと思っています。
朝一のオペの準備時間、皆さんの施設ではきちんと確保されていますか?
コメント
いつも興味深く読ませていただいています。
ちなみに、始業前の準備にかかる時間(着替えなど)は時間外手当をつけないと
労働基準法違反です。
最高裁の判例があります。
でも、言えないですよね。
辞める時しか。。。
小林さん、はじめまして。
そうなんですよね。着替える時間もホントは仕事時間に含まれているんですよね。法律的には手待ち時間って言いましたっけ?
on callも法律的には手待ち時間であって、本来は待機料ではなく、きちんと時給で支払うのがスジみたいなことも読んだ記憶があります。
まあ、病院に関しては医師のメチャクチャな勤務体系がまかり通っている世界ですから、こんな些細な正論がすんなりとおるとは思っていませんが、それをあたりまえと思ってはいけないと思うんです。自分だけではなく職場意識の改善という意味も込めて、公開意見の形で上へ上げていくつもりでいます。
なにかとエビデンス、エビデンスというのが流行りですから、労働条件に関しても根拠性をはっきり示して公式な文書の形で提出すれば、上も逃げられず折れてくれるパターンが多いです。管理者からは睨まれるのは間違いないですけど、そんな職場に縛られるような仕事はしているつもりはないので、ま、気楽に行きます。(笑)
うちは9時入室で業務開始は8時30です。準備は8時くらいからしてますね。でも早出が認められてるのはうらやましいですね。それと朝礼が8時30なのでそれまでに器械あけをすることになっています。最近は守られてませんが・・・・
ところで管理人さんのところは当直制ですか?当直の人も準備を手伝ってくれたりするのでしょうか?
はじめまして。いつも拝見させていただいていますが、初めてコメントを書かせていただきました。
私は看護師7年生オペ室3年になる北海道の中規模病院で働くナースです。
うちのオペ室では、始業は8時半、午前のオペがある場合は、早く来た分だけ時間外を要求できます。整形など器械が多いオペでは7時半に出勤しますので、1時間時間外が付くか、もしくは定時より1時間早くあがることになります。定時で上がれることはほとんどないので、大抵は時間外で付きますが。といっても、午前からオペがある日は少なく、月に数回だから、とやかく言われないのかも知れません。
管理人さんの職場のように、毎日だったら認められるかどうか。ある意味、早出が当たり前のようになってしまうのかも知れませんね。でも、毎日だからこそ、認めてもらいたい所ですよね。
ここに来ると、中々知ることのできない、他の病院のオペ室事情を知ることが出来て、とても参考になります。
これからも楽しみにしています。
こんにちは
うちのOP室は、早では自己判断によるもであり時間外はという考え方はまるっきりありません。
就業時間は8:30かたで、朝市のオペは外来のばね指などは8:50に搬入します。10分もあれば器械、オペ室の準備が整うのでさほど早出することはまずないためであることも理由だと思います。
ちなみに、うちのオペ室では、非公認の遅出勤務があります。予定で明らかに終業時間を超えるオペが予定されている場合は、時間外を減らすために10:30出、11時出などがあります。10:30出では19時を越さないと時間外は付きません。これをうちでは貯金と呼んでます。
みんさん、借物器械が多いような手術の術前展開でも早出は認められていないんですか?
実は本文中では書かなかったのですが、うちは当直制で、朝は当直2名がいて、空調のスイッチを入れたり、最低限の準備はしてくれます。でも部屋の細かいセッティングの確認は外回りの責任で行なうことになっているので完全に丸投げという形には至っていません。ヘルニアのような仰臥位のちょっとした手術であれば、当直さんの準備だけでもOKとは思うのですが、心臓や脊椎腹臥位のオペなんかは難しいですね。
器械出しに関しては滅菌物を剥いたり並べたりといった清潔操作は手洗いナースが行なうことになっていますし、当直さんに朝一のすべてのオペ(通常6件)の器械展開を行なうのは時間的にもかなり無理があるというのが現状です。
当直さんはあくまで夜間緊急手術待機が目的なので、朝のオペ準備の手伝いは業務としては明文化されておらず、余裕があれば厚意で手伝ってあげるというのがうちの位置づけになっています。実際、朝までかかる手術でまったく他室の準備ができない場合もありますので、当直業務として規定してしまうのは無理があるというのが今のオペ室全体の見解のようです。
tomy4さん、メッセージありがとうございました。
「中々知ることのできない、他の病院のオペ室事情」、確かにセコイ早出の話なんて雑誌なんかでも見かけないですよね(笑) インターネットのコミュニティーならではの話題なのかもしれません。また気になる話があったらぜひ気軽に書き込み下さいね。
ともさん、こんばんは。遅出の時間外ですが、10:30出勤の場合で19時以降ですか? 19時半以降の間違いでは?? 1日8時間労働の場合、間に1時間の休憩を入れないといけないことになっていますから、計9時間拘束。つまり10:30から9時間後以降の19:30からが正式な「時間外」になります。11時始まりだったら20時以降。貯金ということの意味が分からなかったのですが、遅出で手術が延長した場合、次の日の勤務がつらいこともありますよね。
どうも。
前回のも合わせてコメントさせていただきます。
この考え方ゎ病院側が絶対おかしいと思います。
出勤時間と患者の入室時間が同じってのもあり得ないと思います。
また、新人ゎ確かに技術がありません。そのなかで自分意思で技術をつけようと思って仕事を通して学習していくことゎ当たり前のことだと思います。それなのにそのことにつに反論する先輩ゎ絶対おかしいです。
場所により本当に違いがあって大変なんですね(+_+)
こんばんは、仕事への熱心な姿勢が伝わってきて感心しきりです。
私は、OP室勤務ではありませんが、仕事は、8時30分から開始です。しかし、上司は、その前に仕事をさせます。私は、そんなに気にならないのですが、一部では不満はてでます。早く始めるならその分、早く仕事を終わっても文句は言われないはず。しかし、終業5分前に戻ってこようものなら、上司が罵声を浴びせることもしばしば。結局は、上司の考え方だと思います。私は、縁あって同じ職場や部署で働くのですからお互いに気持ちよく仕事をしたいと考えています。
私も時間外して、上司から時間外つけとくよと言われてつけてもらわなかったことが多々あります。そういう上司は、それだけの器しかないし、いつかは自分がそういう報いをうけると思います。
言いたいこと、間違ってること、いろいろあると思いますが、組織の中の一員としている以上、あまり突っ込むのは得策ではないと思います。間違ったことは言ってなくても、それをすぐに改善するのは難しいので時間をかけて少しづつやっていくのがいいのではないでしょうか。
話しの論点がズレてたらごめんなさい。
悠さん、こんにちは。
よく言われますが、看護師の世界って軍隊社会です。指揮系統が重視されますし、その教育方法にしても、上から叩き込み、みたいな。上の言うことは絶対、みたいな雰囲気もありましたが、最近のEBM傾向や大学での教育などもあって、従来のスタイルは崩れつつあると思っています。古い知識で大手を振るっていた古株たちが、エラソに語っても、新しい正しい知識・考え方を持った新人たちには滑稽に映るだけ。経験は尊重されるべきものですが、返ってそれが障害になる場合もあります。従来のしがらみに縛られないで、意欲のある人たちがオペ室を主体的に引っ張っていく、そんな体制に持っていきたいなと思っています。特に新人さんたちが感じる疑問・違和感などは貴重だと思うんですよね。経験がなくても萎縮せず自由に意見を言える環境を!
なおさん、アドバイスありがとうございました。得策ではない、確かにそう思います。勤務体制等に対しては突っ込みどころは満載なのですが、どこまで踏み込むかは正直迷うところです。もうすでに行きすぎている気もするし。若気の至りということで、後で後悔する姿も目に見えるようです(笑)
確かに一気にいろいろな問題を上に挙げすぎたので、それらが落ち着くまでは大人しくしていようと思います。
はじめまして、去年退職した元看護助手です。
看護師さん達はミーティングギリギリ9時前に来てたなぁー(いろいろあるしなぁー)
私は毎日毎日8時前に出勤して、オートの電源入れたり、各部屋の空調入れたりパイピングしたり、麻酔器のチェックしたり、すぐにスタッフが業務に入れるようにしてたなぁー
自己満足というか、習慣というか、なんと言うか…
もちろん時間外手当なんか付きませんけどね(笑)
まぁ今となってはどうでもいい話ですけど…
看護助手の戯言で場違いだったらスミマセンねm(..)m
こんばんわ。
職業柄いろんな病院のOP室の実態を拝見します。
朝一例目が心外が入る日には、始業の2時間前くらいに、早出をしたり(もちろんサービス)、
或いは1日15件くらいあるOP室で、AMには1~2例しかOPがなく、
午後にOPが集中し、結果的に残業する人が多くなり疲弊してしまい・・・。
病棟及び外来を最重要に診療スケジュール
が組まれているのかもしれませんが、
働く職員のモチベーションや職場環境を整えるためにも、
また経営面を考えても、予定手術は日勤帯に集中して手術を行うような取り組みが、
手術部運営委員会などで真剣に検討される施設がどんどん増えていくといいですね。
こんにちは。はじめまして。時々拝見させていただき勉強させていただいています。
私はNs3年目、OPNs2年目に突入しました。うちの病院は日勤は8:30~でOP入室は9時なので準備は9時までにすればOKということになっています。8:30~朝のカンファレンスがあるので少し時間はとられますが…。器械出しの場合は自分で時間を考え早めに出勤しますがその分の時間外というのは全く考えたことが無かったです。言われてみれば…という感じでした。
うちは当直ではなく自宅待機(on call?)なので次の日は10:30出勤になります。その為日勤者は自分のつくOPは自分で…という感じになります。ちなみに平日待機の日に仕事が00:30までに終わらなければ次の日は12:30出勤になり19:00まで、呼ばれたり片づけでオールナイトで働いた場合や朝方に帰った場合には師長さんの判断で休みになったり半日年休で15:00~19:00働く、という勤務になっています。
◆元看護助手さん、メッセージありがとうございました。怠慢なナースに成り代わって手術室を支えてくださっていたんですね。確かに助手さんたちには甘えている部分、あると思います。それもかわいくないつっけんどんな感じで仕事を押付けてしまっている部分、反省しなくちゃいけないところだと思っています。
元看護助手さんのコメントをきっかけに、助手さんたちも専門的な仕事をしているんだ! そんなことを文章にしてみました。よければ最新の記事を見てみてくださいね。
◆shisleyさん、おひさしぶりです。手術の予定の組み方、難しいですよね。本来は平日の8:30~17:30の間で終わるように手術の週間予定を立てているのですが、同じ部屋で4時間予定のオペが2つも入っていたり。。。麻酔の時間や部屋の掃除を含めたら10時間以上になるのは必至。なのに平気でそんな予定を組んでしまう。6時間のオペだったら1日掛かりなのに、なぜか午後から入っていたり。もうイヤになります(^^ゞ
オペする医者自身も大変だろうに、なんでそんな無理な組み方をするんでしょう? 患者さんが待っているから? 病院の経営方針? よく分かりません。ただ言えるのは執刀医も麻酔科医もオペ室スタッフも、みんな疲れてます。疲労困憊しています。。。
◆Sheriさん、はじめまして。このブログが気づきのきっかけとなってくれたそうでうれしいです。器械出し準備の早出ですが、うちの施設では昔から心臓手術の場合1時間、頸椎手術は1時間、腰椎・開頭は30分に限り早出を認めるという取り決めがあります。根拠はまったくもって不明で、例えば単なるLOVEとPLIFじゃぜんぜん器械展開にかかる時間が違いますし、複数件の場合もありますし。私は独断で無視して時間外は申請していますが、いまだにこれに縛られている人が多いのが現状。私的には、そんな基準は撤廃して、実際にした早出の分だけつけるという方向に統一したいのですが、人によって器械準備にかかる時間はマチマチなので、最低限これだけの時間は必要、という基準は作っていった方がいいのかなとも思っています。
ただ最近、自分の業務範疇ではないいろんなことにクチを挟んで煙たがられているので、できれば誰か別の人が提案してくれたらいいんですけどね。
はじめまして。私はオペ室の仕事が好きでなくて去年辞めて病棟に出たんですが…興味深かったのでレスさせていただきます。うちの病院では部屋準備は基本的には朝イチの物のみ前日に準備します。当日の麻酔器の準備はMEの仕事。早出でやってくれていました。もちろん最終チェックは外回りの仕事ですが…。さらに器械オープンは器械出しでなくてセンターの仕事。必要な人数を割り当て、何時までセンターに入ってオープンするかはリーダーが決めます。勤務体勢は日勤は8時30分からで入室は8時50分以降になっています。入室後麻酔導入の間にセンター担当ナースが器械オープン。センターはただひたすらオープンしつづけます。人工物は例外で清潔度を高めるために患者入室とともにオープン開始します。その間に麻酔をかけ体位を整え…そうゆう場合はSOSと言ってますが受け入れを器械出しの代わりに行う役割があります。オープンするのは午前のオペのものは午前に、午後のものは午後からオープンします。オープンし終えたら部屋準備をしたり診材あつめなど…。うちの病院も前は器械だしが自分の担当の器械オープンしてたんですが(就業後に)、センター担当を作ったら楽になったようなきがします。わかりにくかったらすみません。
れもんさん、はじめまして。手術準備に関して貴重なご意見ありがとうございました。器械オープンは器械出しとは別のスタッフがまとめて行なうというやり方、参考になりました。それについていくつかお聞きしたいことがあるのですが、器械の並べ方などはスタッフ全員統一されたルールのようなものがあるんでしょうか? 器械を素早く出すためには○○はどこに置いておく、というような自分の中の決まり事が重要だと思いますが、うちの場合、それは人それぞれで、つまり器械台の使い方は個人の好み・クセに任されています。そのため、オープンする人=器械出しが大原則で、オープン後に手洗いが変更になった場合は念入りな申し送りがなされます。
器械台の使い方のルールさえ統一できればれもんさんのところのようにオープンする人と器械出しする人を分けて考えることができるので、勤務体制にも幅が出てきそうな気がするのですが。。。その辺の実際をもう少し教えていただけないでしょうか?
実際のところ紙に書かれたようなマニュアルはほとんど無いに等しいんです。ですが器械は混乱しないためには器械台(面台)に並べるときに最低限のことしかしないということだと思っているんです。最低限とはカウントと診材を整えておくことくらいですかね…。器械はセットになっていますよね?名前は違うかもしれませんが外科1や外科2など…。そのセット内容を面台の上で崩さないことも大切かなぁと。セット内容を覚えてはいますが混ぜてしまうとわかりにくくなると思います。器械の面台やメーヨでの並べ方などは本当に好みがあって新人の頃は迷いました…。今では好みの置き方は部屋に入ってからでできることだと思いますしね。糸を糸ケースにいれることや糸つけなんかは術中の合間にできることですし…あと最低限しかやらないことで時間の短縮にもなります。ただ整形の後方固定は術中使う器械とそうでない器械があるのでわけて置いてあげると優しいかなとは思います。最低限のオープンをしたうえでわかりにくそうなものはカウント用紙にメモで残しておき器械出しにもわかるようにしています。すごく文章がごちゃごちゃしてますが、こんな感じですがいかがでしょうか?
れもんさん、お返事ありがとうございました。
最低限のことしかしない、そうですよね。おっしゃるとおり、うちも外科開腹セットとか整形基本セットというような形で器械セットが組まれています。原型を崩さず最低限のこと、ということでスタッフみんなの同意が取れればいいのですが、これまでの各自の癖やスタンスをリセットすることになるので、どんな反応が返ってくるか。。。古い人が少なくないうちではタイミングが難しそうですが、今後の業務改善の案として暖めてみたいと思います。ありがとうございました。
お返事遅くなりすみません。業務改善はいままでのことを覆してしまうので楽なことじゃないですよね…。特に大きい人、古い人がいればいるほど…。でもやってみる価値はあるんじゃないかと思うのです。出る杭は打たれるものです。ですが出すぎてしまえば打たれることもなくなり浸透していくと思いますよ!なんて偉そうなことを言ってしまいましたが、ぜひ頑張ってくださいね!
れもんさん、アドバイスありがとうございます!
構想はたくさんあるのですが、自分で責任をとれそうな手近な部分から少しずつ実績を作っていこうと思います。ありがとうございました。
はじめまして。私は手術室勤務7年目のNsです。時々拝見させていただいています。色々な病院の実態を知るのに役立っています。
私が働く手術室はスタッフ27人(師長含む)年間手術件数は6500件くらいでしょうか?うちの病院も移転後よりセンターホールにて器械展開係を2~3人配置する形態をとっています。始業開始は8時半、手術開始は9時。朝のカンファレンス時間等を考えると、うちのスタッフも(特に新人スタッフ)サービス勤務をしているのが実態です。
疑問に思いつつも、9時出しの手術に間に合わすためにみんな暗黙の了解となっています。だめですね。
移転後4年が経過し、年々器械展開係の負担が増えているように思います。
業務改善のための「器械係」だったのですが、上司や医師からはなかなか目の届かない所謂「縁の下の力持ち」です。
器械の展開、衛生材料の整理整頓、カウント業務とストレスの多い係です・・・。
タイムスケジュール上、上司は手術担当ばかり重要視しているように思います。手術件数が年々増加するなか、スタッフの負担・ストレスは増える一方な気がします。
Cielさん、こんにちは。
> タイムスケジュール上、上司は手術担当ばかり重要視しているように思います。
> 手術件数が年々増加するなか、スタッフの負担・ストレスは増える一方な気がします。
どこも状況は同じみたいですね。うちもオペ件数は鰻登り。
曜日毎に各科の手術枠というのが決まっているのですが、
ここのところ枠を越えてオペをねじ込んでくる科が増えています。
そういうのって”特例”だと思うのですが、だんだんあたりまえになりつつあるような感じ。病棟の看護基準改定にあたってオペ室の人員は減る可能性が高いのに自分たちの首を絞めるようなことはしないでくれと上司には言っているんですけどね。上司にホントに力があって、適正な人員を配置してくれるなら話は別ですが、いまはもう飽和状態。どうにかしてくれ~、という感じです。