ACLSはBLSに毛が生えた程度のもの

Twitterで書いたことのまとめになりますが、こちらのブログにも残しておきます。

ナース向けの二次救命処置トレーニング構想のヒントとして。

この手の専門家である救急認定看護師さん、こんな方向性でナース向けALSプログラムをさらっと作ってくれませんか?


ナースによるBLSの二人法、一人は胸骨圧迫、もう一人はバッグマスクで人工呼吸。AEDは装着済みでショックは一回施行してる。つまりVFは確認されている。そこにもう一人ナースがいたらどうする?(G2005では輪状軟骨圧迫を教えていたけど)。

V-lineくらいは取るよね。で、そこに医師から電話指示でボスミンIVを取り付ければ、立派なACLS。

ACLSは6人一組とか手動式除細動機を使わないといけないとか、そんなことはぜんぜんない訳で、AHAが作ったACLSのイメージに縛られすぎ! ナースが臨床で行い得る現実の急変対応の中でも、BLSを越えたALSはある。

ナースにはナースなりのACLS(二次救命処置)があるはず。それを提唱できるのはきっとナースだけ。

いつまで医師向け教育プログラムのおこぼれに頼っているの?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする