今、ハワイに来ています。
夏休み、ということなんですけど、別に観光に来たわけではなく、AHA-ACLSインストラクター資格更新手続きのため。
私の持っているACLSインストラクター資格は、ハワイで取得して現地のトレーニングセンター登録なので、更新の度にこっちに来なくちゃいけない運命。
最初、初回認定の時は実技試験もあって、時間も苦労もひとしおでしたが、更新はそこまでは大変じゃないので、2年おきにハワイに通うのも良いかなと思ってます。
今回、ACLSインストラクター更新コースを担当したのは、患者の航空搬送を仕事にしている救急救命士さん。
ACLSインストラクターコースを開催したり、インストラクターの資格更新を認定できるAHA資格はACLSファカルティといいます。
日本でACLSファカルティといえば、循環器の教授クラスだったり、医師の中でも大御所ばかりですが、ここアメリカでは救命士や看護師がACLSファカルティとして活躍しています。
私が最初にACLSインストラクター認定してくれたのも看護師さん。まあ、看護師といっても今日本でも話題になっているナース・プラクティショナー資格を持っているスーパーナースでしたが。
今回のハワイもそうですが、AHAのインストラクターになってから、インストラクターとしての泊まりがけの仕事が多くなりました。
トレーニングセンターからの派遣ということで、「出張」というケースも多く、6月にはBSインストラクターコースで東京に1泊、8月初めには長崎で市民向けファーストエイド講習で2泊3日、11月には American Heart Association のガイドライン改定オリエンテーションでアメリカ・シカゴへ4泊5日、12月は会議で東京に1泊、1月はBLSインストラクターコースで北海道へ2泊3日。
ナースの仕事って学会発表でもしないと基本的に出張なんてないから、公費で泊まりがけで出かけるのって、なんだかワクワクして楽しいんですよね。(出張が日常茶飯事のビジネスマンには、うんざりなのかもしれませんが)
これまでバックパッカーでテントを背負っての旅とか車中泊しかしてこなかったから、ちゃんとしたホテル(ビジネスホテルですが)に泊まれるのも新鮮でうれしい!
それにしても、これから年末にかけては泊まりがけが多すぎて、病院がどこまで認めてくれるかちょっと心配。ただでさえ年次有給休暇の残りが少ないから、病院としての出張扱いにどう持ち込むかが課題です。
コメント
こんにちは
私も同じ頃ハワイに行ってました。
気候や行き止まることなく街を通り抜ける風、行きかう人々の笑顔に癒されました。
めっつぇんばうむさんは、ハワイで資格をお取りになったのですね、二年に一度行けるなんて羨ましいです。出張ではいろいろな収穫があるのかと推察いたします。
私もスキルアップしたい。
アメリカでは資格更新のために試験が数年後とに行われるんですよね。実際働いていると、試験なんてほんとに大変そうだと感じてしまいますが、患者さんにとってもいろいろな面でプラスなのかな、自分にとっても誇りにつながるのではと思うと、現地の医療の実際が見てみたいと思ってしまいます。
私もいろいろなことが知りたい!と思うものの、同じ医療界にいてもこの情報量の違いは何でなのかと悩み焦ることしばしばです。
こんな質問図々しくて申し訳ありませんが、視野を広げるためにどんな努力をされていましたか?
BLS/ACLS関連の仕事を始めてから、距離感がずいぶん変わりました。日本国内だったらどこでも近い気がしてきましたし、ハワイも下手な心外のオペの直介している位の時間で着くと思えばそう遠くもない気が。
視野の話がありましたが、医療とか看護の世界に染まりきっていないというか、染まり切れていないのが関係しているのかなと思いました。
あとは学生生活が長かったこととか、海外を含めた放浪生活がそこそこあったこととか。
こんにちは、お返事有難うございます。
なるほど、そうですか、とても有意義というか、人生の肥やしになる経験をつまれてきたのですね。海外進出のご予定は?
私も数年一般社会の経験を経て医療に足を踏み入れました。多々カルチャーショックを受けてはいますが、逆にあまりその経験はウェルカムではない印象があります。
そのせいでしょうか、めっつぇんばうむさんとは違う理由で染まれない現実があります。
まだまだ未熟というのもありますよね。
勉強せねば・・。
これからもめっつぇんばうむさんの書き込み楽しみにしています。今自分が身を置いている環境では耳に入らないことが沢山知れて楽しいです。
お聞きしたいことは山ほどありますよ~。