災害支援ナースの心構え(準備編 | ヘッドランプ)

前回は、災害派遣時の持ち物をリストアップしましたが、今日はその解説を少々。

懐中電灯を持っていくことは誰もが考えると思いますが、有り合わせのものではなく、きちんとしたLEDヘッドランプを用意していくことをお勧めします。探検隊が頭につけるようなアレです。

大げさな感じがするかもしれませんが、一度使ってみれば、その価値はわかります。災害派遣に限らず、普段の防災グッズとしても有用ですから、安いものではありませんが、この機会に購入することをお勧めします。

私が長く愛用しているのは、こんなものです。

災害派遣ナースに必携のヘッドランプ

ペツルというフランスの業界老舗メーカーの定番商品。Tikka XPです。

ちっちゃいですが、相当明るいです。普通の白熱球の懐中電灯しか見たことない人がみたら驚くと思います。LEDは球切れはまずありませんし、電池の持ちも白熱球にくらべて格段に長いです。最長120時間、一番明るいモードでも60時間(メーカー公称値)

写真は旧タイプで、今売られているTikka XP 2は、小さな赤色LEDもついていて、夜ひっそりと荷物を整理するときなど他の人の迷惑にならなくて便利。避難所になっている体育館などでは赤色光が使えると便利と思います。ただ値段もグンと上がってしまったので、そこまでは必要かどうかは、、、 本来の目的ならシリーズの一番安いモデルか2番目あたりで十分。

電池が単4乾電池3本というちょっと微妙な感じですが、今回の買占め騒ぎでも単4は意外と売れ残っているのでちょうどいいです。予備電池1セット持っていけば1週間程度の通常の活動なら十分なはず。

日没が近づいたらヘッドライトは常に携帯しておきます。

小型なのでポケットにも入りますが、首に下げておくのがお勧め。ライトの角度が調整できるので首から提げた状態で前方を照らして夜道を歩くことも可能です。

逆に私はヘッドランプと言いつつも頭につけて使ったことはほとんどありません。

ヘッドライトというとなんとなく大げさで気恥ずかしい感じがあるかもしれませんが、実際はネックライトとしておしゃれ(?)に使えますヨ。

ちなみに夜、寝るときも首にかけたままにしておきます。余震など何があるかわかりませんので。軽いのでそれもさほど気になりません。

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コメント

  1. ヘッドランプは重要ですね。