ローテーターの方の悩み・・手術室の看護とは

次のようなコメントを頂きました。

病棟8年経験して今年からOP室になりました。

半年働いてみて、正直、手術室というところはどうも自分の看護観には合わないところだなあというのが実感です。

管理人さんは最初から手術室になじめましたか?

手術室って自由がないんですよね。自分でプラン立てて自由に動くことができない。常に誰かの指示で動く。なんてつまらない世界だろうと思ってしまいます。直接介助はなおさらです。一通り器械の名前を覚えたらあとはそれを出すだけ。毎日同じことの繰り返しで楽しいと思えることが何一つありません。今は覚えることもたくさんあるのでORナースとして最低限の勉強はしていますがそれ以上つっこんで勉強してみようという気にはなれません。

特に器械出しは別に看護師じゃなくてもできる仕事なので自分が看護師になった意味がわからなくなります。アメリカのように器械だし専門の助手ができればいいのになあと思ってしまいます。

手術の介助がうまくできても看護師としては何のメリットにもならないと思ってしまいます。将来それが何の役にたつのかと…。

医師のお守りもうんざりします。

私は管理人さんのように前向きに取り組むことはできません…

最初はふつうにお返事を、と思ったのですが、ちょっと長くなりそうだったので、場を変えてこちらでお返事を書かせていただきたいと思います。


OPナースさん

はじめまして。コメント下さってありがとうございました。
いまOPナースさんが思ってらっしゃることは、おそらくオペ室配属となった方のほとんどが感じるであろう代表的な御意見だろうと思います。

オペ室業務に「看護」はあるのか―。

これは非常に重いテーマで、私もいつか書きたいとは思っているのですが、今までのところでは、下記項目で触り程度をサラッと意見を書いています。

もっともオペ室らしい仕事-「器械出し」業務とは?
https://or-nurse.com/15166756

手術室看護の専門性
https://or-nurse.com/20843308

このテーマで、自分の考えを語り尽くす自信はありませんが、改めて現段階で私が思うことを綴ってみますと、、、、、

好き嫌いはどうしてもあると思います。病棟看護を基本と考えたら、オペ室業務はどう考えても特殊すぎますから。

でも思うのは、病棟看護が看護であって、オペ室業務はそうではないということではないと思うんですね。これは学校教育も大きく関係していると思います。看護学校で教わることは基本的に病棟の仕事ばかり。学生のとき手術見学に行ったとしても、そのときの視点は「手術見学体験を術後ケアに活かす」ですよね。

手術中も”看護”があるわけですが、そのことはほとんど触れられることがありません。そうした病棟看護偏重教育というのも大きく影響しているはずです。

今回はたまたま手術室看護がテーマとなっていますが、例えば外来業務はどうでしょう?

透析室は? さらには採血室の看護はどうなっているんでしょう? 採血は臨床検査技師でもできますから技師さんが中心という場合もあるかもしれません。でも必ずひとり以上は看護師が配属されていますよね。企業の検診などで採血に行くのはナースであって検査技師ではありません。

それらもすべて看護なんです。看護師でなければいけない理由がある。

看護とはなにかを考えるときに病棟業務を出発点にして考えると、あまり正しい答えは出てこない気がします。

私は最初からオペ室は希望していましたので、さほど問題なく馴染んでいます。(第一希望ではありませんでしたけど)今はあまりに確立されていない感が否めない手術室看護をどう作っていくか、そんなあたりに視点をおいて楽しんでいます。

自由がないとおっしゃいますが、私は結構自由だと思うんですよね。もちろんそれは病棟経験をベースにおっしゃっているOPナースさんの考える自由とは違うかもしれませんが。

例えば、術前訪問から始まる短い時間ではあるけど、最初から最後まで完全に自分が関わることができますよね。なにか看護計画を立てれば自分の思うように完遂が可能です(言い遅れましたけど外回り業務のことを言っています)。

また研究分野も遅れていますので、ちょっと病棟の視点を取り入れるだけで、斬新な新しい看護提供が開発できるかもしれない。ちょっと視点を変えてみると色々違った面が見えてくるかもしれませんよ。

おっしゃるように器械出し業務に”看護”を見いだすのは、私も苦労しています。今のところの私の理解は、法律的にいえば”診療補助”も立派な看護師の仕事だから、と捉えています。

あと、実際に器械出し業務が専門業者への外注などになったら、、、と考えてみると、ちょっと困ったこともいくつかありそうです。

全麻導入~オペ体位をとるまでの繁雑な業務は外回りと手洗いが協力してやっていますが、それはお互いにオペ室ナースとして器械出しも外回りもできる知識・技術があるからスムーズにいくんだと思うんです。このあたりの協力体制は自分自身、働いていて気持ちよさを感じています。特に頸椎手術なんかはお互いにプロの仕事をしているなぁなんて自画自賛したり(笑)

> 手術の介助がうまくできても看護師としては何のメリットにも
> ならないと思ってしまいます。将来それが何の役にたつのかと…。

これはおそらく将来病棟勤務に戻った場合、器械出しの知識・技術は役に立たないという意味でおっしゃったのだと思いますが、まあ、知ってて悪い知識・技術ではありませんよね。ここぞというときに底力を発揮する場面もあるかもしれませんよ(^^)

強いて私の場合でいいますと、器械出し業務を通して血を見ても慌てなくなったのはメリットかなと思います。日常生活で動脈性出血を見ても慌てず対処できたのは、やっぱり器械出しのお陰だと思います。それって看護師としては強みですよね。(そんなもんかいとは言わないでくださいね)

器械出し技術が役立つといったら、ベッドサイドでちょっとしたナートをするときとか、救急センターで緊急外傷処置をするときくらいかなぁ。オペ室から他病院の救命センターに異動した友達は、穿頭とか、結構役立っているようですよ。

せっかくオペ室という特殊な職場に来れたのですが、ぜひ積極的な視点を見つけて頑張っていただけたらなと思います。私も実は将来的には他部署希望です。

いまはそのために訓練を積んでいるところとも考えています。少なくとも外科系の仕事をされるなら、オペ室経験が役に立たないはずがありません。それだけはお伝えしたいと思います。というか、病棟経験があって、オペ室も、となれば今後はどこに行っても鬼に金棒ですよね。

いろいろ思うところを書かせてもらいましたが、OPナースさん個人を批判するものではありませんので、その点どうぞご理解下さい。OPナースさんが感じておられることは、きっと中途異動になった人ほとんどがそう感じているはずですので、全国のそんな方たちへのメッセージとして読んでいただけたら幸いです。

OPナースさんもおっしゃっているように看護観の違いから、現在の仕事がツライという点も理解できます。ですので、今後手術室で積極的な視点を見つけるか、もしくは師長に相談して再異動を希望するか。OPナースさんにとっていい道が見つかることをお祈りしています。

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コメント

  1. れん より:

    私は手術室看護師になって、まだ二年に満たない程度ですが意見を書かせてもらいたいと思います。手術室に配属になるまでは、病棟の看護師をしていました。最初は、自分もなんてつまらない、機械や医者相手の仕事であろうと思いました。手洗いも看護師じゃなくてもいいと感じました。しかし、いろんな機械の名前、術式も覚えていき(まだまだ勉強すること山ほどありますが)、考える余裕が出て来るようになってからは、結構面白くなってきました。話はそれるかもしれませんが、器械出しのとき、自分は術者の気持ちで、今なにが必要か、なんの機械を必要としているか予想するようにしています。医者に言われてから出す機械より、手を出された瞬間に機械を渡すことができたら、結構気持ちいいものです。医者からもできる看護師だと思われます。また、器械出しの時間が短くなれば、手術の時間短縮=麻酔の時間の短縮=患者さんのためになる。。。これも看護ではないかと考えます。また、手術室はいろんな診療科が手術をするのですから、それだけ幅の広い知識の習得につながります。外回りはさらに、術中の管理だとか麻酔の知識などなど、勉強しても終わりがない・・。病棟では手術室の中のことは、あんまり理解できないけど、病棟も手術室も経験があれば、手術だしから病棟に帰ってくるまで通してイメージできますし、患者さんにも説明がより詳しくできます。なんか、長くなってしまい、文章の収集がつかなくなってきましたが、要するに手術室看護も面白いですってことです。まだ、経験が浅くたくさん学ばないといけないことだらけですが、それを学んでいくのも楽しいと感じています。病棟の経験がさらに楽しくしてくれているように思っています。すいません。長くなりました・・・。

  2. OP より:

    私の戯言に真剣に付き合ってくれてありがとうございました。
    管理人さんのコメントを読ませてももらって思うのは、うちの手術室はシステムが煩雑すぎるということと、先輩方の中に手術看護に積極的な人がいないということです。
    私の病院の手術室は18室あり60人弱の看護師が配属されています。18室に対して50人~60人という人員配置が適切なのかどうかわかりませんが、手術中何度も人が入れ替わります。訪問交代とか休憩交代など…。術前訪問も次の日の外回り担当がいけるとは限りません。遅番や準夜などになると手術につかないこともあります。ひたすら終了した手術の後片付けをしたり届いた衛星材料を片付けたり。毎日40~50の手術をこなしていると、とにかく空いている人がいろいろな部屋に交代要員や片付け要員として入るので、どんな人の手術に入っているのか全くわからずただ術式を見て動くということもしばしばです。
    また、とにかくどんどん手術を消化していかなければいかないという状況のため、予定より早く終わった手術の次に違う部屋の手術を持ってきたりするので、自分が担当する手術がコロコロかわります。次の患者の入室まで10分しか間がなかったり、申し送りをするのは担当した人とは別の人など、とにかく流れ作業なんです。
    今まで2回転職を経験していますが、今までの病院の手術室ではどうだったかなどということもわからず、手術室ってどこもこんなものなのかなあ?と思い仕事してます。管理人さんの所はどのような感じですか?
    先輩に悩みを相談しても、「こんなもんだよ。毎日同じことを繰り返してるだけだからつまらないけど楽でいい。病棟ではこうはいかないから。他に異動したくても時代の波に乗り遅れちゃってるからもう他の部署には移れないよ」と言われます。こういう風に言う先輩でも直接介助を見てるととても華麗にやっているし、外回りもテキパキとこなしています。積極的に手術看護を追及していなくてもそつなくこなせるようになってしまうというところに驚きと憤りを感じます。
    手術室の前は集中治療病棟にいたのですが、病棟では手術の映像が常に流れておりまた手術中一度は担当の患者を手術室に見に行くことになっていたので、手術室に新鮮さを覚えないところも私がつまらないと思ってしまっている一因かもしれません…。
    管理人さんやれんさんがコメント下さっているように、自分の気持ちの持ち方一つで看護は見出せるものだと思いますので、少し見方を変えて取り組んでみたいと思います。
    愚痴を聞いてくださってありがとうございました。

  3. 管理人 より:

    OPさんの職場環境、なかなか厳しいものがありそうですね。
    私も自分の職場以外を知らないため、どうしても自分のところを標準として考えてしまいがちで、OPさんに対して失礼な物言いがあったと思います。申しわけありません。
     
    先輩たちにも積極的な人がいないというお話しでしたが、「こんなもんだよ。毎日同じことを繰り返してるだけだからつまらないけど楽でいい。…」なんてセリフを見ると、自嘲しながらも実は密かに自信を持って働いてらっしゃるのかなぁなんて気もしました。
     
    うちは以前も書きましたが、部屋が7つでスタッフ数20ちょっと。それで年間オペ件数は5500件ほどです。1日でいうと20~25件くらいかな。実感としては結構忙しくて、オペ入れ替え時に部屋を変えて「斜め下ろし」をすることも日常茶飯事。(斜め下ろしって、意味通じますか? これは前のオペが閉創くらいになったら、別の部屋に次の患者を入室させて、別の麻酔科医が導入。その介助にはリーダー等が臨時について、前のオペが終わった外回りナースがくるまでを継ぐという方法)このやり方も、安全という点からするととても推奨されないやり方で、どうにかしたいと思っています。
     
    決して理想のオペ室ではありませんが、それを改善していくのが目下の私の目標というか生き甲斐で、今の仕事を続けています。誰もがよくないと思いつつも、昔からの慣習で続けてきたことがたくさんあります。言っても変わらないからとか医師の指示なんだから仕方がないと諦めて、我慢していることがあまりに多すぎ。そんなことをこの1-2年間、少しずつ潰していっています。誰も言わなかったから変わらなかっただけで、然るべきところに働きかければそれなりに変わるものなんだなというのが実感です。周りのスタッフたちも、「あ、言えば変わるんだ!」と少しずつ気付いてきてくれているみたいで、確実に職場環境はよくなってきました。
     
    私も正直、先輩たちの無関心な態度やあまりに受動的な姿勢に憤りを感じたこともありましたが、それをバネに、ある程度発言力も持てるようになったここ最近、オペ室の改革に乗り出しています。
     
    OPさんも、決して今の職場に失望してしまわず、今OPさんが感じておられる疑問・問題点を、今後のテーマとして職場に還元していってくれたらと思います。女性社会、出る釘は打たれるという部分もありますが、上手に政治的駆け引きをしていくと意外とおもしろいですよ。最近、本屋に行くとビジネス書コーナーに立ち寄るんです。交渉術とか説得術なんかを目下勉強中。
     
    スイマセン、なんだか話がズレてしまいました。後半、聞き流してください。
     
    またなにか行き詰まることがありましたら、どうぞここをコミュニティとして活用してみてください。きっと熱血なオペナースの皆さんが、いろんな視点からアドバイスをくれると思いますので。

  4. sasurin より:

    どこもホントに大変なんですね…うちもまるで流れ作業のように人ではなくオペをみて動いてる感じがありすごい嫌悪感と日々闘ってます…一年目だった去年の今頃は毎日のように「こんなの私のしたい看護じゃないじゃん!」とプリセプターにぶちまけてはホントによく泣いてました(^^:;)
    こちらでのコメントを読ませていただいて、嫌だと思うだけじゃなく、今の自分にできることをして、自分からすこしづつオペ室を改善していこうというモチベーションを持たなきゃ!と思いました。誰かが動くのを待ってても何も変わらないですよね!
    最近オペ室の中で色々動きがあったので余計に思いますね。私はまだ2年目の下っ端ですが、思ったことや自分なりの意見は伝えられるとき・吐き出せるときには言うようにしていて、そうすると意外と同じように考えてるスタッフが多いことを知ったり、何らかの小さな改善があったりするようになりました。まだまだまだまだたーっくさん思うことはありますが、色んな人を見て、考えを聞いて、自分なりのオペ室での看護観を見つけて、いつかこのオペ室変えなきゃ!と思いますo(^-^)oこんなふうに日本のどこかで同じように闘ってる方々のお話を知ることができるから、こういう気持ちを持てるのかなと思います。
    なかなか色んな面で大変ですが、どんなに忙しくてもナースであることを忘れないように、ちゃんと一人一人の患者さんを見つめていきたいです(´~`)

  5. 管理人 より:

    今まで言っていたこととは相反することを言う感じになるかもしれませんが、とかく決まりきった繰り返しが多い手術室。手を抜いてもそこそこ形になった仕事はできます。お金を稼ぐ労働のひとつと考えれば楽でまあ比較的割りも良い仕事かもしれません。
     
    日本全国を考えてみても、手術室で働く人はそう多くはありませんし、病棟と違って創意工夫のアイデアも流通しにくいですから、どうやって「看護」を実践していっていいのかのケーススタディが少ない。そういった点からも自分たちの仕事を比較する対象がないから、モティベーションを持ちにくいという面があるのかもしれません。
     
    反対に言えばちょっとした工夫でもすぐにオリジナル・アイデアになりうる環境とも言えます。そこを楽しんでいきたいですね、私は。(スイマセン、最近言うことがどうも抽象的でただの言葉の粘土遊びになっちゃってるかも)

  6. 未歩 より:

    初めまして。《局麻中毒・キシロカイン・エピ過量反応》で検索しあちこち見ていたらこちらにたどりつきました。
     
    どこにご挨拶・コメントを書いていいのかわからずこちらに書かせていただきました。
    (間違っていたら削除してください!)
     
    早速一通り拝見させていただきました。
    「エスマルヒ」「タニケ」「バイポーラ」「Eキシロ」「TURの灌流液」・・・懐かし~です。
     
    実は私もオペ室看護婦でした。
    看護学校卒業後から6年間結婚するまでオペ室勤務。私は皆さんとは違い最初からOP希望をだしていました。当時同級生から「OP室希望するなんて変わり者だ!」と言われました。とにかく働くこと自体初めてだったので何から何までOPで教えてもらいました。私の指導に当たった先輩はたまったもんじゃなかったと思います。
     
     
    でもあの6年間は人生で一番苦しかったけれど一番楽しかった時でもあるんです!
     
     
    今は子供もいるので内科クリニックで勤務しています。でもあのOP室看護の楽しさが忘れられずこの夏ぐらいから必死で「OP室看護婦」の仕事を探しています!
    大きな病院になると年齢制限もあるで少しでも早くにOP室看護婦に復帰したいと思っています。
     
     
     
     
    こんなこと言ってる私ですが1年目2年目は泣くことばかり・・・皆さんのご苦労・お悩みもよくわかります。
     
     
    でもOP室は若い時にしか出来ないので1年だけでも経験したほうがいいと思います。
    OP室勤務したことがあるとどこでもやっていけますよ~私は結婚後、他院の内科、外科、小児、OP室色々行きました。結果OP室看護が一番楽しかった。
     
     
    OP室看護の楽しさ、面白さ・・・魅力・・・どうやって書いていいのかわかりまんせんが「とにかくおもしろい!」んです!!
    頭の中で文を整理してからまた書かかせてもらいます。
     
     
     
    私はさらにOP室看護やりたくなってしまいました。がんばってOP室の仕事探します!

  7. さくら より:

    活発な意見交換を読んで、私も一言書かせてください。
    以前からこのブログに度々お邪魔させてもらってます。
    手術室に5年いましたが、7月から病棟勤務に配置換えを命じられました。慣れ親しんで、手術室看護とは?とか、業務改善などにも取り組んでいた矢先でしたので、大変ショックでした。
    病棟は病棟で、手術室にいたときには考えられないほど煩雑で忙しいことがわかりました。それとOP室の中でどんな仕事をしていて、どんな流れなのかということを知らない看護師が多い事もわかりました。
    ベテラン看護師も、OP室の事がわからないから、OP室に対しての苦情や言うべき事も遠慮して言わなかったりします。
    私は両者の状況がわかるので今は、病棟とOP室の繋ぎ役になればと思っています。また、配属病棟がOP室とかかわりの深い外科病棟なので、OP室で学んだ事が生かせると思っています。
    OP室ではドレーンは入れてしまって、病棟にお任せでした。このドレーンがどのようになって最終的にいつ頃抜けるのか?とか、胸クウドレーンを抜くのを先日する機会があり、あーこうやって抜くんだ~なんて一人で感動していました。
    それと、OP記事を見て、吻合箇所や使用した自動吻合器の種類、縫合糸の種類が分かった上で実際の患者さんの傷、ドレーン、腹部の状態を見ることができます。
    今は、病棟業務を覚えてスムーズに動けるようになることで精一杯ですが、これから勉強していってもっとOP看護が生かせるように頑張りたいです。

  8. めぐ より:

    いまさらですが・・・手術室看護にも自由があるよー。ということをちょっと書かせてください。
    現在勤めている病院の手術室では、外回りの看護師は患者の情報収集後に看護プランを立てて、当日の朝ミーティングで発表します。(そのプランはその人の看護観や経験、人生観が出てきています)。そして、セッティングで使用するものや、方法もそれぞれ少しずつ違っていますよ。そういう意味では自由です。きちんとしたエビデンスがないと危険ですが・・。
    それと、器械だしに看護はない?毎日同じことの繰り返し?看護師でなくてもいい??決してそんなことないでしょう?
     
    勘違いしないでほしいのは、先生のために手術やってるんじゃないって事!患者さんに無駄なガスを吸わせないためにも器械だしって責任重大だと考えますよ。それに、自分も常に手術に参加してること忘れたくないですよね!チームワーク大事!!
    あと、OPさんの8年病棟にいた経験は絶対に現在生かされているはずです。
    業務に流されず、お互いにがんばりましょう。
     

  9. 管理人 より:

    未歩さん、オペ室好きの立場からのエール、どうもありがとうございました。オペ室のお仕事、見つかるといいですね。また機会がありましたら、オペ室看護の魅力など未歩さんの思うことなどを聞かせていただけるとうれしいです。
     
    さくらさん、私がオペ室に配属になったときは1人前になるのに3年といわれました。2ヶ月目くらいで、病棟配属になった同期が夜勤をはじめていましたが、私が当直に入るようになったのは8ヶ月目くらい。これは反対に考えれば病棟業務は数ヶ月もすればとりあえずは出来るようになるものらしい、、、のかな。これまで5年間で培ってきた知識・技術が病棟で開花する日をお祈りしています。
     
    めぐさん、オペ室の自由度、私はうまく表現できませんでしたが、フォローありがとうございました。忙しいときは忙しいですけど、仕事中はその患者さんのことに集中できますので、その気になれば色々できると思うんですよね。いまいくつか取り組んでいることがあるので、いつかここでも発表できる日が来るかもしれません。

  10. ぶっこ より:

    こんばんわ。久々の書き込みです。管理人さんお久しぶりです♪これからも頑張ってください♪
    ここは勉強になる記事だけでなく、OPナースさん達との交流も持てるのでこれからも書き込みしていきたいです
    d( ̄◇ ̄)b グッ♪
     
    私は2年間整形外科、泌尿器科病棟で働き、正看護師になったらOP室に配属されました。特に希望はしていませんでした。
    術中の事を知っていたら、術前・術後の看護に生かせるだろう。OP室は病棟看護をする上の布石だし、大体3年いたらいいかなという気持ちでのOP室スタートでした。
    最初の頃は、OP室と病棟のやり方との違いに混乱しました。(/□≦、)新人の同僚と同じ教育も嫌でした。何も出来ない自分に対し、いままでの2年間が無駄に思えました。うちはOP室しか知らない看護師ばかりなので悩みも相談できませんでした。半年以上スタッフと打ち解ける事が出来なくて、ずっと異動を考えていました。m(。_。;))m
     
    でも今は4年半続いています。環境にも少しずつ慣れてきました。OP室でしか出来ないことを経験していくうちOP室が大好きになりました。今は布石とは思っていません。
    不安、緊張で一杯の患者さんに対し、どの様にしてそれらの要素を取り除くか、いかに患者さんに安全で安楽な手術を提供できるか。
    患者さんの一生のうち不幸なイベントである手術を乗り越えていくのには、OPナースの看護の力が不可欠と思います。
    直接介助だってチーム医療に参加している実感が沸きます。解剖も間近で医師が教えてくれるので、病態理解しやすいです。看護という点では出来る事は少ないかも知れませんが、器械を早く渡して時間短縮に努めたり、患者さんの体上に器械乗せすぎを防ぐとか…(笑)( ^_^)/\(^_^ )
     
    少し長々と書き綴ってしまいました
    やばいこんな時間……明日肝切OP直介なのにっ
    睡魔→Ψ(`∀´#)ノ\_(T◇T)ノ”)),,,,,,,,,オヤスミー

  11. 管理人 より:

    ぶっこさん、いつも応援ありがとうございます。
    (こんな時間だけど私もまだ起きてますよ~)
     
    力不足ながら手術室看護の魅力を伝えることができる
    ページにしていけたらなと思っています。
    コミュニティーとしても発展していったらうれしいなぁ。
    どうぞ今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
     
    肝切かぁ…長そうですね。。。。

  12. オペ大嫌いな内科医 より:

    そんなもんかい
    でも必要だしがんばれよー

  13. かな より:

    はじめまして。ナース6年目です。今まで終末期病棟、眼科クリニックで外来・手術、新生児室と経験してきました。今回はじめて手術室へ希望し異動しようかと悩んでいます。もう年齢が三十後半なので体力的にも心配ですが。病棟看護は統一性がなく毎日担当のナースがちがかったりリーダーの素質にもよるので継続した看護ができていないような気がします。手術室ではチームで一体感を感じられる医療ができるような気がして思い切って病棟を離れようとおもいました。ここでのみなさんの意見を聞いて手術室看護の魅力を知りたいとおもいます。

  14. こみ より:

    病棟3年、訪問看護1年、手術室8年の経験があります。
    現在勤めている病院が、近々なくなるかもという話があり就活中です。
    転職サイトに依頼して探してもらったのですが、通勤圏内で手術室の募集はなく、病棟ナースを募集している病院では「手術室看護師は即戦力にならない」と全て断られたとの返答が帰ってきました。
    手術室の仕事は大好きだったのですが、かえって手術室経験がキャリアのマイナスになってしまったのかと悲しいです。