百害あって一利ナシ「創の消毒」~閉鎖湿潤療法

3年くらい前までは、どの科の手術でも、閉創の皮膚縫い後は、イソジンやヒビテン綿球でキズを消毒してからガーゼを当てていました。

でもいまでは、術後の創消毒は、ほぼ完全撤廃になっています。消毒液の変りに生理食塩水で洗浄を行なう、もしくは生食濡れガーゼで清拭するというスタイルに変ってきています。

皆さんの施設ではどうでしょうか?

最近なにかと「エビデンス」が叫ばれるようになり、手術室関連でもずいぶんと見直されていることがたくさんあります。中でもその最たるものが術後消毒ではないかなと思います。

これまで、伝統的に閉創時にキズの消毒をしていましたが、それって意味があるの? と考えたときに、実はまったく根拠性はないことが明らかになってきました。さらに言えば創傷治癒の過程を考えれば、消毒は意味がないどころか、かえって人体には害となっていると認識されるようになってきています。

◆ 消毒薬は人体の細胞にとっても毒である

消毒薬というのは、細菌の蛋白合成を破壊することで殺菌性を発揮するわけですが、細菌のタンパク質だけを選択的に攻撃できるわけもなく、当然人体の細胞も破壊します。構造的に考えれば細胞壁をもたない人体の細胞の方が細菌なんかより弱いわけですから、細菌を殺すための消毒薬が人体細胞を攻撃しないわけはありません。つまり消毒薬は細菌にとっても人体にとっても「毒」です。

傷口からは、創傷治癒を促すサイトカインなどがたわわに出ていて、キズをくっつけようと頑張っているのに、そうした創傷面の細胞を死滅させて、キズの治りを遅くしているのが消毒薬の作用の実態です。

◆ 消毒の効果はせいぜい2時間 包交時消毒の無意味さ

縫合した後の創傷面は、外界に接しているわけすし、キズの周りの正常皮膚には、毛穴の奥に常在細菌がいっぱい隠れています。消毒をした直後はいいですけど、30分~2時間もすれば消毒効果が切れて、消毒前とおなじ常在細菌叢に戻りますから、一時的な消毒は無意味です。

病院によっては、毎日、包交を行ない24時間おきに消毒をしているかもしれませんが、これもナンセンス。消毒効果が2時間とすれば、1日のうちに無菌(?)状態はたったの2時間しかなく、残りの22時間は雑菌だらけの状態になっているわけですから。

ということで、創に対する消毒はナンセンス、むしろ百害あって一利ナシというのが昨今の常識になってきています。術後の包帯交換を無菌操作で行なうのも意味がなく、滅菌ガーゼを使う必要もないので、病院によっては包交台自体を廃止しているところもチラホラと出てきているようです。(さらにいえば外傷のナート Naht [縫合:独語] も清潔操作で行なう意味はないので、未滅菌のプラスチック手袋で行なう病院もあるそうです)

実は傷口の消毒ということは、海外の教科書には昔から載っていなかったそうです。なぜか日本では伝統的に行なわれてきていて、その意味や必要性は論文等でも議論されずに、とうとうこの21世紀まで来てしまったという部分なのだとか。

◆ 閉鎖湿潤療法

消毒が有害!」ということと併せて、創傷治療法も見直されてきて、最近はうるおい療法とか湿潤療法と呼ばれる治療法が優性になってきています。

これまで傷口にはガーゼを当てていましたが、これもキズの治癒過程からはあまりよろしくないとして、うちの病院でも透明ドレッシングテープ(カテリープ®やテガダーム®など)や、カヤラヘッシブ®などのハイドロコロイド材が使われています。

傷口から出てくる滲出液には、治癒を促進するためのサイトカインなど有用な物質が含まれていて、その効果を最大限に発揮するためには滲出液が乾燥しないように湿潤環境を保つことが重要になります。キズにガーゼを当ててしまうと、滲出液が吸い取られて十分な効果が発揮できないというのが、ガーゼ廃止論の趣旨です。

そこでフィルム・ドレッシング材を当てて滲出液を逃がさない方法や、さらに発展させてハイドロコロイド材という、滲出液に触れるとドロドロに溶けて創面の湿潤環境を保持するための特殊素材でできた創面保護材が使われるようになっています。

特にオペ室では、カラヤヘッシブ®というハイドロコロイド材が流行りで、ウロが最初に使って以来、脳外、心外、外科、整形と、あらゆる科で引っ張りダコになっています。

ハイドロコロイド材のカラヤヘッシブ  閉鎖湿潤療法につかうカラヤヘッシブ karayahesive

皮膚縫いが終わったらキズの上にぺたっと貼ってそれでおしまい。あとは最大1週間くらい貼りっぱなしで、滲出液が多かったり皮膚トラブルがなければ、基本的にno 処置、no 包交。キズの予後もいいようです。

◆ 市民レベルでも閉鎖湿潤療法 ~ バンドエイド「キズパワーパッド®」

こうした閉鎖療法は市民レベルでも広まっていて、幼稚園や学校の保健室でも消毒はせずに、キズにはラップ(台所用ラップ、クレラップ®/サランラップ®等)をキズに当てるという応急手当てが普及しつつあります。

ハイドロコロイド材は、ジョンソン&ジョンソンから、バンドエイド「キズパワーパッド®」という民生用材料も市販もされていて、テレビCMを見たことある人も多いんじゃないでしょうか?

意外と病院関係者の方が頭が古くて、『ケガ = 消毒+ガーゼ』と思ってしまいがちかもしれません。下手するとこのあたりは小さな子どもがいるお母さんの方が最新事情に詳しい、なんてこともあるかも、、、

オペ室看護師といえば、外科系の代表格。ぜひこの新しい創傷治療についても情報を仕入れておくといいですよ。最近では看護雑誌でもよく特集されていますし、インターネット上では、閉鎖療法(うるおい療法)の第一人者 夏井睦先生のウェブサイト「新しい創傷治療」がオススメ。医療者ならぜひ一度は目を通してみてください。眼からウロコなことがいっぱい書かれてますよ~ いままでうちらがやっていたことはいったいなんだったのか...? と思うこと必至。

◆ 最後に、注意
閉創後の傷を消毒するかしないか、ガーゼをあてるかカヤラヘッシブ®をあてるかの判断は最終的に執刀医が行ないます。医者によっては最近の考え方を知らずに、もしくは知っていたとしても旧来の方法にこだわる場合もあります(特に古い医者ほどこの傾向は強いです)。進言することはできても、最終判断はあくまでも医師が行なうべき部分ですので、あまり出過ぎたことは言わないようにご注意を。また過渡期といえば過渡期にありますので。

うちの病院でもひとりだけかたくなに術後消毒を続けるDr.がいて、やんわりとは言っているんですが、どうやらポリシーのようで、、、

さらば消毒とガーゼ―「うるおい治療」が傷を治す  これからの創傷治療/夏井睦icon 『さらば消毒とガーゼ』は、一般市民向けに書かれた閉鎖湿潤療法のガイドブック。幼稚園や小さな子どもがいるお母さん層で話題になっているととか。科学の粋に見える医療界、でも実は古い因習に従う封建的な体質に支配されている医学界の常識への挑戦状としてもおもしろく読めます。『これからの創傷治療』iconは医療者向けに書かれた閉鎖療法教科書。具体例がカラー写真で豊富に載っていて「へぇ~」と驚くようなことがたくさん載ってます。

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コメント

  1. より:

    こんにちわ!初めて書込みします。4月からOP室配属になり、ストレスとの戦いです。知らない事ばかりで、いつもココでお勉強しております(^^)うちも外科は洗ってますが、ギネは消毒してます。新人としては、どう違うのさぁ?の世界でしたが納得です。またきまーす!

  2. より:

    手術室ナースを目指している看護学生です。今回はじめて書き込みをさせていただきます。いつも楽しみにして、このホームページの記事を読ませていただいているのですが、とても詳しいご説明や、参考になる文献などの紹介もあり、勉強になります。創の消毒についての記事は、実際私自身が6年前と今年に手術を体験しており、6年前は消毒していたのに今年はしなかったし、創面保護もガーゼからカラヤヘッシブに替わっていたので、なるほど~と理解することができました。
    ひとつ質問なのですが、今日母性の実習だったのですが、新生児ケアで、沐浴後に臍帯の切断面の消毒をしました。手術の創と、臍帯切断面では違うとは思うのですが、やはり新生児の臍の消毒は必要なのでしょうか?

  3. 管理人 より:

    さくらさん、書き込みありがとうございました。医学の世界って、超科学的に見えて実は、慣習に支配されている古くさい世界なんですよ。伝統を壊すのはとっても勇気のいることで、科によってはなかなか進まないんでしょうね。
     
    舞さん、はじめまして。学生のうちにオペナースを目指そうなんて頼もしい。学生時代にはオペ室看護の勉強なんてこれっぽっちも行なわないのにすばらしいです。ぜひがんばって下さい。
     
    さてご質問の臍帯消毒の件ですが、私がコンテンツ中で紹介させてもらった「新しい創傷治療」というホームページはご覧いただけましたか?
     
    そこを熟読していただければ、ずばり答えは書いていなくても、考えればわかるようになると思いますよ。とりあえず今は答えは書きません。考えてみてくださいね。
     

  4. より:

    「新しい創傷治療」のホームページ、まだ見ていなかったので読んでみます!アドバイスありがとうございました。管理人さんのような、専門職として知識・技術のある手術室ナースを目指して頑張りたいと思います。

  5. ぶっこ より:

    こんにちは。
    違う記事でも書き込みさせていただきましたがここでも…
     
    2年前からウロのDrはカラヤを使ってます。こっちのほうが、傷の具合が良いそうです。
    他科では、ハイドロコロイドがいいと知っててもコストが気になったり、昔のやり方を貫く医者がおり、あまり普及していません…
     
    余談ですが、うちのある科のDrは、筋層を縫い終わると滅菌した「オキシドール」で創面を消毒し、生食で洗浄しています。彼のポリシーであり、頑固に続けています。「この方法は術後の皮下膿瘍予防」との事ですがそんな資料、文献は見つかりません(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ…
    そんな方法聞いたこと有りますか?
     
     
     
    手術室看護って奥が深いなと思い、日々勉強しますが、なかなか覚えれないのが最近の悩みです。本当に覚えないといけない事が多いのか、覚え切れない私がアホなのか(笑)
    ここは私にとってすごく勉強になるサイトです。新人看護師以上のものですよ。
    これだけたくさんの事を書かれるのは大変だと思います。管理人さん、ありがとうございます。
     
     

  6. 管理人 より:

    ぶっこさん、こんばんは。
    うちもウロがいちばん早かったですね、カラヤヘッシブ。
    学会機関誌で早い段階から取り上げられていたからだと思いますよ。
    今後、他科もきっと続いていきますよ。
     
    オキシドール、うちにもいました。整形と心外だったんですが、
    結構早い段階で撤退しましたね。ぶっこさん、ご自身はオキシドールでキズを消毒されたことありますか? すっごく滲みるんですよねぇ。
    あれは直感的にも体にとっても悪いです。治る傷も治らなくなる感じ。
     
    かつて外傷時にオキシドールがよく使われていました。
    血液に触れると化学反応で酸素の泡を出しますので、それが傷口の汚れやゴミを浮き立たせるから洗浄効果が高いと言われていた記憶があります。そのことを言ってるんですかね? それにしても超古い頭の持ち主だと思います。
     
    > ここは私にとってすごく勉強になるサイトです。新人看護師以上のものですよ。
    > これだけたくさんの事を書かれるのは大変だと思います。管理人さん、ありがとうございます。
     
    お褒めの言葉、ありがとうございます。励みになります。
    実はこのブログで取り上げていることは、私がこれまでに「教えてもらえなかったこと」を中心に書いているんです。うちだけかもしれませんが、新人教育は技術優先で経験則が受け継がれているだけで、その背後にあるものとか根拠性なんかは一切教わりませんでした。
     
    今となっては知識として知っているけど、できれば新人のうちに誰かに教えてもらいたかったなぁと思うことが多々あり、そんなことを中心に書いています。(実際に職場の新人たちにこっそり教えることをブログ化しただけのことですけど)
     
    いまの職場の中では、「そんなに新人を甘やかすな」みたいに言われることもありますが、体育会系な職場の雰囲気を壊したいという思いもありまして、、、
     
    覚えるんじゃなくて、考えて理解する、そこから学ぶことの楽しさとかも見えてくると思うんですよね。そんなことのヒントになってくれるとうれいしいです。

  7. ともなか より:

    ちょっと聴きたい話があって書き込みます。今回の消毒の話とは直接関係ないのですが、先輩からバルンについて情報がありました。感染対策の研修にいった人からバルンのリークを確認するのはしなくてよいとのことでした。なぜならリークを確認することで挿入後に再度バルンをふくらませることでかえってリークをおこしやすいのだとか。またバルンのところがしわになり尿道を損傷させてしまう可能性もあるとのこと。あとメーカー的には絶対リークはないのだから確認する必要はない。一度バルンを膨らましたあとにまた膨らましたではリークをしても責任はとれないということでした。ということでICUではリークの確認はしないことになったそうです。オペ室では準備時にまだかならずしています。そちらの病院ではどうなっていますか?もしかしたらそんなのはあたりまえでうちの病院は遅れていますか?オペ室の上の人を動かすには参考資料が必要みたいで。もしなにか根拠になる資料の情報があればおしえていただきたいです。長い話になりすみません。

  8. 管理人 より:

    バルンカテーテルのリークテストの件、興味深く拝見しました。
     
    実は私、バルーンカテのリークテストを行なうと言う話、初耳です。いま慌てて学生時代の教科書なんぞを引っ張り出してみましたが、そのような記述は一切ありませんでした。(基本は教科書へ戻れ、というわけで)
     
    ネット上でも調べてみましたが、今のところ参考になりそうなサイトは見つかっていません。
     
    かつては広く行なわれていたけど今は廃止された、というようなことなのか、それともともなかさんの病院のローカルルールなのか、それすら判断できません。
     
    少なくとも私の学生時代、また実習病院、さらには今の勤務病院でもバルーンカテのリークテストをすると言う話は聞いたことありません。
     
    スイマセン、お役に立てなくて。
     
    根拠となる資料ということでしたら、メーカーの方からのコメントを文章でもらえば、それがなによりではないでしょうか?
     
    あとは大きめの本屋(or図書館)に行って、今出版されている看護関係の本を片っ端から見て、そうしたリークテストに関する記述があるかどうか確認されてはどうでしょう?
     

  9. より:

    「新しい創傷治療」のホームページ、とても興味深い情報がたくさん載っていて、勉強になりました。臍帯の消毒についてですが、これもやはり創消毒と同じで、不必要な消毒は害になるだけなのですね。医療の中で、根拠も無く習慣的・儀式的に現在も続けられていることって、消毒に関してだけでなく、きっと他にもまだ気づいてない部分や未解明な部分がたくさんあるのかなと思いました。「今までもそうだからする」のではなくて、「なぜそうするのか」「本当に必要なことなのか」と、常に自分の中で探究心をもって勉強していきたいと思います。
    管理人さん、ありがとうございました。「答え」をすぐに言わないでいただけたのが、なんだかすごくうれしかったです。自分でできなかったところはそっと背中を押してもらって、残りの部分はまず自分でやってみる。そのほうが、2倍も3倍も勉強になるし、楽しいですね。
    最近、勉強や実習で大変なこともあって、落ち込んだりするときもあったのですが、また元気がでてきました!本当にありがとうございました。

  10. 管理人 より:

    舞さん、ご自身で調べてみたんですね。「切断した臍帯を含めて外創など、外界に接している部分の消毒はナンセンス。消毒しても効果は30分~2時間程度で1日のうち22時間は未消毒状態が続いているから」。
    他にも理由はありますけど、そんなあたりが読みとってもらえたらと思います。
     
    > 医療の中で、根拠も無く習慣的・儀式的に現在も続けられていることって、消毒に関してだけでなく、きっと他にもまだ気づいてない部分や未解明な部分がたくさんあるのかなと思いました。
     
    そのとおりです。他のところでも何回も書いてますが、医学(医療)って「科学」の最たるものかと思いきや、実は古くからの経験で動いていて、根拠がないこと、理由が解明されていないということが多いんですよね。看護なんていったらもっとひどい状態、、、
     
    多いに疑ってみてください。このまえバルーンカテーテルのリークテストのことを調べるために、昔の看護学の教科書を開いてみたら、あまりに論理が破綻したことがあちこちに書かれていて、正直「ひどすぎる!」と思ってしまいました。そのうち、ブログネタで「間違いだらけの看護の教科書」っていうのをやろうかなと思ったくらいです。
     
    舞さん、疑うこと、自分で考えること調べることはとても重要ですが、そうしていると、すぐに看護教員の古い知識レベルを越えてしまいますので、ご注意を。今回の臍帯消毒の話も、無理に話を持っていこうとすると看護教員としてもなにも言えなくなって険悪な雰囲気になる可能性もありますので。教員とすれば「教科書に書いてあるのだから」もしくは実習先の病院で実際に行なわれていることだからということで、それ以上は踏み込めないという事情もあると思いますので。そのあたりはうまくやって下さいね。
     
    ちなみに私は学生時代、遠慮なしに理詰めで踏み込んでいったもんで、ずいぶん厭われていました(笑)

  11. より:

    管理人さんの言葉が胸に染みます(;_;)というのも、私が今ぶち当たっている壁がそこの部分なんです。
    教員とうまくやっていくのには十分気をつけてはいるつもりなのですが。もちろん、臍帯消毒についても、だまって先生の話を聞いているだけにしていました。私の通っているところの看護教員の教育レベルといったら…。基本的な医学用語(漢字など)が読めなかったり、理解できなかったりする教員が沢山いて、実際のケアに関しても、「それは今じゃ禁忌でしょう」と、つっこみどころ満載の講義が展開されています。でもそれを看護教員に意見するのは、学生にとってはそれこそ「禁忌」です(笑)←本当は笑い事じゃないんだけど(><) おまけに学生を懲らしめるのが趣味のような人さえいて。あまりに理不尽な扱いをされて落ち込んでいるときは、Dr.の先生が見かねて「ライセンスをとるまではなんとか頑張れ」と励ましてくれることさえあります(泣) 今は勉強というよりも、無事に卒業するために、どうやってうまく乗り切っていくかということに悩まされ、疲れてしまうことがあります。 実は私は現役でなく、まったく違う学部を卒業してから、この看護の世界に入ってきました。看護教育の現場はまだまだ混沌としている状況なのかもしれないと感じています。 でもでも、OR Nurseになりたいという夢がありますから、あきらめたりはしません。いつも前向きにいこうと思っています。今が悪いということは、これからもっと改善していけるということですしね!      

  12. 管理人 より:

    舞さん、看護以外の別の世界を知ってらっしゃる方だったんですね。
    だったら余計にストレスが多いはず、、、、。私も医療とは関係ない分野から転身したクチなので、わかりますよ。あの理不尽さというか、幼稚さ。子ども相手に教えているわけじゃないのに、と思うことが多々ありますよね。あまり書くとまた諸先輩方からお叱りを受けてしまうので、程々にしておきますが、とにかく、気持ちわかります。
     
    賢くやり過ごすには、ハイハイと返事良く、がいいんでしょうけど、私は反対に突っ込みどころ満載の授業を論理ゲームとして楽しんでました。「先生がいうように科学的に考えていったら、どうしてもそういう結論にはならないんですけど、、、」みたいな。科学を振りかざす割には、科学的思考というのがわかってないんですよね。理屈で返せず、逆切れする教員の多いこと。基礎教育が終わった人たちを相手にしているわけだから、もう少し思考を育てる教え方をしてもいいと思うのに、あれじゃ洗脳ですよね。他の学生たちが間違ったことを鵜呑みにしてしまわないためにも、頑張って教員たちと戦ってました(笑)
     
    あんまり参考になる話ではありませんでしたが、とにかく応援しています。また何かあったら相談してくださいね。オペ室以外のことでもいいですので。それでは。

  13. にゃ~ より:

    こんばんわ。初めて書き込みします。
    滲出液の事をちょっと調べるだけのつもりだったのですが、目を惹かれる記事だったので読ませていただきました。私は幼少からアトピーなのですが、つい最近酷くなり、掻きむしり過ぎて右の乳輪のところが滲出液でジュクジュクになってしまいました……。赤い肉(?)がむき出しになっています。どうしていいか分からず、オードムーゲで消毒しオリーブオイルを塗り、ガーゼで覆ってとただひたすらやり続けていました。
    良いと思ってやっていたのに、傷を悪化させてただけなんて。。。(泣)
    病院にも行きましたがステロイドをくれただけでした。(ちなみに使ったら傷は酷くなりました)
    書いてある事に納得できたので、とりあえず家でプラスモイストを使って湿潤方法をやってみようと思うのですが、滅菌か未滅菌タイプのどちらが良いでしょうか。
    あとワセリンを塗った方が良いという書き込みをよく見かけるのですが、石油から出来ているものをアトピー性皮膚炎の人が体につけても大丈夫なのでしょうか?

  14. 管理人 より:

    にゃ~さん
     
    なかなかコメントできずにごめんなさい。
    ご質問の件ですが、症状はかなり深刻なため私が文章だけのやりとりで具体的なアドバイスをするのは危険です。
     
    湿潤療法の第一人者である夏井先生のウェブをみると、湿潤療法で治療を行っているDr.の一覧がありますので、身近な湿潤療法医を受診されることをお薦めいたします。

  15. MIY より:

    うちの施設ではOPE室内に着替え等せず帰室の迎えに病棟ナースが出入しています。
    これは大丈夫なのでしょうか・・・

  16. より:

    突然で申し訳ございません。
    抜糸前の傷もキズパワーパッドを使っていいですか?
    使う場合、抜糸の時間などに影響があるのでしょうか?
    もしご存知であれば、お教えていただければ幸いです。