『オペ看』から見たドラマ"医龍"

5月に入ってからはメチャクチャ忙しくて、更新もままならぬまま気付けば5月も終わりになっていました。

今更ながら、今日、初めてドラマ“医龍”をみました。

(それにしても医龍と書いてメディカル・ドラゴンと読むんですね、、、、いやはや、なんとも、、、原作、マンガですよね、きっと)

ありがちな医者が主人公のドラマかと思いきや、オペ室ナースもかなりクローズアップされてたんですね。
いや~、こんなに手術室看護師にスポットライトがあたったドラマって珍しくないですか?

手術場面もなかなかリアルなんですよね。まあちょっと不可思議なところはありますが、素人さんにはわからないような細かいところまで忠実に再現しようという意気込み、買いました。人工心肺の送血管なんかも本物じゃなかったですか?

心外オペシーンの術野、あれって作りもんなんですかね。VF時の心臓の動きがちょっと偽物っぽい気がしたけど、あからさまなニセモノってふうでもなく、見入ってしまいました。

途中からみたせいでドラマ自体の話の流れはさっぱり。やけにクサイ演出が鼻についた感じですけど、オペシーンが興味深かったから、まあ、ヨシとしよう。オペナースの私としては興味深いドラマだなと思った次第です。(今更かよ、と突っ込まないでくださいね)

来週、見れたらオペナース的視点で、いろいろと突っ込みを入れてみようと思います。

それにしてもORナースのことを “オペ看” って言い方、します?
ドラマのなかでオペ室ナース自身が自分のことを頻回に「オペ看」と言ってましたが、かなり居心地悪い響きでした。
業界用語っぽい言葉を使うことで「らしさ」を演出したいんでしょうけど、なんか間違っちゃってる感じ。

たまたま私のまわりでは、そういう省略形が一般的でないだけかもしれませんが、、、、

私の知っている “オペカン” は『 オペ患 』―― 手術を受ける患者のことを指す言葉です。

皆さんのところではどうですか?

ここのところ、『オペ看』のキーワード検索で、このブログに飛んでくる人、すごく多いんですよ。きっとドラマ「医龍」でこの言葉が広まっているんでしょうね。これでope室看護師に憧れて目指す若い子が増えたりするのかな(笑)

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コメント

  1. 『haemida』様
     
    はじめまして!
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    大変楽しく読ませて頂きました。
     
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  2. 通行人 より:

    私もオペ看で検索してここに来てしまいました(笑)ドラマでは明らかにナースの意味で「オペ看」と言っているのですが、念のためと思って元ナースの方に「オペかんってどういう意味ですか?」とお尋ねしたところ「オペを受ける患者さんのことです」といわれよくわからなくなってしまいました
     
    しかしこのブログを読むとやはり患者の意味であることが医療関係者の共通認識のようですね。
     
    もしかすると「オペ看」というのはこのドラマの造語かもしれませんね

  3. 管理人 より:

    オペ看という言い方を、私たち手術室看護師はあまり言いませんが、もしかしたら医師たちの間での言い方なのかもしれませんね。
     
    「あのオペ看、気が強いよねぇ」みたいな使い方?
     
    病棟ナースとの区別をする人というとドクターが思い浮かんだもので、、、

  4. mio より:

    オペ看って
     
    オペに立ち会う看護士。。。じゃないの??
     
     
    私も元ナースに聞いてみたけど、そういってた・・・。

  5. 管理人 より:

    うちの病院では「スペカン」という俗語があります。
     
    special患者の略。
     
    芸能人だったり院長の友達だったりという意味。
     
    まあ、だからといって提供する医療の質に違いはないのですが、気持ち緊張感が違うかなという位。
     
    スペシャル看護師じゃないです(笑)

  6. 小林 より:

    はじめまして。
    ドラマで心臓などの臓器や皮膚にメスを入れるシーンで使われるあの本物とほとんどかわらないようなのは
    実は豚さんなんです。
    豚は皮膚の色や臓器がほとんど人間と同じなんですよ(^^)